暮らしの話

団地の暮らしを綴ります

2020年秋庭の本音

2020年の春のJ庭が新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言が出て中止になり、1年ぶりの開催となった今回のJ庭。

春が東京ビッグサイトに移っての初開催になるはずだったため、今回が初ビッグサイト開催となったが1500sp募集で応募数が500sp、もうスッカスカ。ソーシャルディスタンスをとるという理由により誕席が倍の4サークルになり島の内側が広々とした空間になり、通路もかなり広くとられていた。しかしせっかく島の内側が広くても追加イスはナシ。各サークルは基本スペース内に1人でいるようにと主催側から案内されているため、売り子の自分はヒマで仕方なかったため、会場の外で景色を見ていた。

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会場の外の通路のイスに座ると窓からフジテレビが見えた。

なんせイスがないので会場内も何度もまわったが、すぐに1周できてしまう。いつものような熱気がなく、扉やシャッターは開場前からずっと全開で気温は17℃、ペラペラの秋コートではずっと肌寒かった。

しかし一番ショックだったのが、次の2021年春はJ庭の開催を見送るということだ。つまり次回は1年後。存続の危機なので1年後も確約があるわけではない。

 

ここ最近思うのは、令和2年がこんなにもクソつまらなくなるなんて令和を迎えた頃には想像もつかなかったし、なんだったら今年の春頃もまさかこんなにも長引くとは思っていなかったということだ。

緊急事態宣言が解除された6月以降は、基本的には外出だって外食だって国内旅行だって自由にしていいはずだ。むしろ経済をまわすためにGOTOキャンペーン、GOTOイートをうちだし、旅行や外食を推進している。なのに未だに外出を渋る空気が消えない。

理由はなんだろう。個人的な意見だが、ワイドショーや報道番組が毎日感染者数を発表し、不安を煽るような報道をしていたのも、8月末頃の総裁選辺りから徐々に控えめにはなっている。だが控えめにするだけでは外出自粛しないといけないと未だに思い込んでいる、ワイドショーによる洗脳状態に近い人が外に出られるようにはなりづらいと思う。ワイドショーや報道番組がハッキリと不安を煽りすぎた非を認めない限りはこの状況はなかなか元には戻らないと思う。

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国に買ってもらった(地域共通クーポンで購入した)スコーン

カボチャのクリームとクリームチーズっぽいのが挟まっている柔らかめのスコーン、とてもおいしかった。ありがとう国。

今の状況でいいことなんてほとんどないけど、受けられる恩恵は積極的に受けていきたい。

今回の遠征は新幹線往復+ホテルで2人32000円だった。行きはグリーン車。東海ツアーズの「ずらし旅」というプランで東京駅一番街で使用できる2000円のクーポンが付いていて、さらに国から地域共通クーポンが8000円発行された。

合計10000円を姉と2人で東京駅で使い切った。最低1000円から使用でき、お釣りが出ないため会計前にキリの良い金額になるかどうかを計算せねばならず、非常に疲れる買い物だったが、普段なら手が出ない惣菜や弁当を買うことができて楽しかった。

ただ、それでもやっぱり例年のJ庭遠征の満足感とはほど遠いものだったと思う。来年の秋庭では例年のように楽しく過ごせることを願う。